2014年07月31日

夏への扉 ハードボイルド経済SF

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)
ロバート・A. ハインライン 福島 正実

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 名作SFとしてよく名前が挙がっている作品。
 読書ログの2014年7月の課題図書になっていたので、これを機会に読むことにしました。


読書ログ 2014年07月の課題図書 『夏への扉』
  http://www.dokusho-log.com/monthlybook/201407/



 表紙に猫の絵がファンタジックに描かれていて、内容紹介文は
「ぼくの飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。家にあるいくつものドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。」
と始まっています。
 これを読んで、
扉を開けるとそこは夢の世界で、ロマンチックでファンタジックな冒険をする……
という風な、「不思議の国のアリス」のような、ジブリのようなファンタジー風の話なのかと想像していました。
 ところが読んでみると、そんな甘っちょろいファンタジーではなく、ハードボイルド風のハードな展開でした。
 ハードボイルド風味のビジネス小説・経済小説・特許小説・復讐譚に、タイムトラベルSFが絡む物語。
 主人公のハードな言動は、映画版『マルタの鷹』や『カサブランカ』のハンフリー・ボガートを思い出しました。


 しかし、発明する機械を良心的なものにしようとする愚直な技術屋精神や、それに名前を付けようとする精神構造は、日本人の感性にも合っているのでは?
 この作品が日本人に人気があるというのは、この主人公の良心的な技術屋精神が日本人の職業倫理に訴えるというところもあるのではないでしょうか。



SF KidなWeblog
『超能力部隊』ロバート・A・ハインライン
  http://sfkid.seesaa.net/article/112424091.html
   ↑ハインラインって、そもそもこんなハードな世界観を持ってるんだから……。


夏への扉
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%8F%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%89%89
ロバート・A・ハインライン
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BBA%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3
夏への扉 - ニコ百 http://dic.nicovideo.jp/id/419019


404 Blog Not Found
 事実は小説より喜なり - 書評 - 夏への扉 [新訳版]
  http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51265089.html
はてな匿名ダイアリー
 ■『夏への扉』はとんでもない愚作なので褒めないでください
  http://anond.hatelabo.jp/20130512143540
彩庵草子
 夏への扉の最近の書評がおかしくないか?
  http://d.hatena.ne.jp/atsu_psyan/20130514
OLDIES 三丁目のブログ
 ■[映画]マルタの鷹 悪役男三人衆
  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20131222/p1


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読書ログ
  http://www.dokusho-log.com/b/415011742X/
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posted by SF Kid at 20:29| Comment(0) | TrackBack(1) | 空想科学小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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