驚天動地、奇想天外なSFの粋
『月世界へ行く』で月旅行に挑んだ面々が、
またしてもやってくれた！
ヴェルヌ歿後100年 創元SF文庫
『月世界へ行く』で月旅行に挑んだ面々が、
またしてもやってくれた！
ヴェルヌ歿後100年 創元SF文庫
この9月に発売された『地軸変更計画』
のオビの文面である。
このオビのために、私は640円＋税32円余分に費やしたのである。
本書の発売は、リアル書店で知ったのである。
私は本はほとんどがアマゾンで購入するが、今回はわけあって別のネット書店で購入した。
ところが、着いた本を見ると、オビがついていない！
私は新刊時に本に巻かれているオビを異常に偏愛しているのである。
だからここぞという本は、新刊間もない時期に購入することにしている。
新刊から時間がたてばオビが外されてしまう場合も多々あるからである。
無理に外さなくても、つけたままでいいのにと思うのだが。
今回もヴェルヌの新刊ということで、このオビはぜひとも永久保存しておかねばならぬ
と意気込んでいたのである。
ところが肝心のオビが着いていないとは、どういうことだ！
奥付を見ると、確かに2005年9月発売の初版である。
何らかの理由でオビが破れたり紛失した欠陥分を送ってきやがったのか！
送り返してオビがついた本と交換してもらおうとしたが、このネット書店では
「返品交換は承っておりません」
「乱丁等不具合のある商品につきましては、出版社との直接交換をお願いいたします」
とのこと。バカにしている。
アマゾンならば
「商品到着後30日以内であれば」
返品・交換が可能なのである。
今度からはオビが必要な本は、必ずアマゾンで購入せねば。
ともかく、
「ヴェルヌ歿後100年」
のオビである。これはぜひともコレクションしておきたい。
今後このオビがついていない本を見るたびに
「本当はオビがあったのに何でついてなかったのだ」
と後悔するのは精神衛生上よろしくない。
そこでわざわざリアル書店に行ってオビがついた本を購入してきた。
書店にはオビ着きの本が山積みされていたぞ！
オビなしの欠陥品をつかませやがってふざけるな！某ネット書店！
私がわざわざ購入してきたオビの裏表紙側には、『月世界へ行く[新版]』
月世界へ行く (新装版) (創元SF文庫) - ジュール・ヴェルヌ, 江口 清
の案内が、表紙とともに紹介されている。
これも貴重な資料である。わざわざ購入した甲斐があった。
やはり本を愛するもの、オビの価値についても重視したいものである。
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