2006年01月29日

ナメクジのテレポーテーション!?(情報求ム)

『身近で聞いた都市伝説』というメルマガを読んでいる。
  http://www.mag2.com/m/0000173611.html 
  http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/11158.html 
  http://melten.com/m/21936.html 
  http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=008818 
  http://www.emaga.com/info/adam1.html
  http://www.ransta.jp/backnumber_3784/ 
 
 発行者のベガ氏がこの耳で聞いた話を我流に解釈して書いているメルマガ。
 超常現象肯定派の私としても興味深いメルマガである。
 
 さて、1月27日発行の〔第十一話〕<生霊>に、興味深いエピソードが述べられていた。
 この回も、ベガ氏がが見聞した現象について書かれている。
   http://www.ransta.jp/backnumber_3784_639357/
 よくこんなにあるものだと、超常現象肯定派の割には超常現象体験が皆無の私は思う。
 しかし今回は、それに続いて書かれた分析の部分から、ベガ氏がかつて読んだ本に関する部分を取り上げたい。
> 以前SF雑誌で読んだのですが、ある科学評論家がナメクジが小川の
>  川岸の草の葉の上で、いかにも対岸に渡りたそうにしているように思
>  えたので、泳いででも行くのかと好奇心を持ってみていたら、いつの
>  間にかこちらにいたはずのナメクジが消えて、対岸に姿を現していた
>  ということを書いていました。

 実はこの記事は私も読んだことがあるのである。
 学研ムーの南山宏さんのコラムだったか、或いは子供向けの怖い話の本だったかで、 挿絵もあったように思う。
 のみならずこの記事について時折、
「あのナメクジのようにテレポーテーションできれば」
と思い出すこともあるほど印象に残っていたのである。
 
 超常現象肯定派の私としては、特に疑いようもないエピソードである。
 グニャグニャしたナメクジならば、いかにもやりそうなことではないか。

 ただ、今考えると少し矛盾を感じる話である。
 果たして、川の対岸にテレポートしたナメクジを見ることができるかということなのである。
 犬やネコほどの大きさがあるのならともかく、あんな小さなナメクジである。
 巨大ナメクジなら見られるだろうが。

 最近、近眼で遠くのものが見えにくくなったので、余計にそう思う。
 対岸が見える川とは、よほど小さいのではないか。
 溝か何かなのだろうか。
 そう疑っていくと、何だかナメクジのエピソード自体、疑わしく思えるのである。
 
……といったような疑問を、発行者のベガ氏にメールしたところ、返信が来ました。

>
> この個所については最初ただの川で書き込んだのですが、川ではあまりにも漠然と
> していて状況がつかめないと考えて“小川”にしたのです。
> 小川にしても目の届く流れもあれば、実際のルビコン川を渡るくらいの溝
> に近い流れもあります。
>
> 状況から判断してルビコン川に近い距離だと思います。
>

 シーザー(カエサル)の「賽は投げられた」という言葉で有名なルビコン川は、小さな川だそうです。
 現在もあるそうですが、シーザー時代と流れている場所がかなり変っているようです。
  ウィキペディアより 

 まあ、事の真偽はかつてかのナメクジのエピソードを書いたライター氏しか分からないでしょう。
 こういった昔読んだり見たりした本やテレビや映画などに関することも面白いから、今後も取り上げて頂きたい。
(超常現象肯定派の割には超常現象体験が皆無の私としては、実際の伝聞に限っていてはネタが続くのか心配なのである)
>
> それにしても似た記事を読まれたことがあるとのことで、世間は広いようで狭いものだとつくずく感じました。
>
とベガ氏も書かれている。

 ひょっとしたら、まだこの記事について覚えている方がいるかもしれない。

 別に『あの本のタイトルが知りたい掲示板』
   http://www.fukkan.com/bbs.php3?act=seektitle
に書くまでもないのですが、もしこのナメクジがテレポーテーションする記事について、読んだことがあるという方がおられれば、コメント頂きたい。
 
(追記)
 アクセス解析を見ていて、「ナメクジのテレポーテーション」というキーワードで来られた方がいらっしゃいました。そこから逆アクセスしていって、非常に興味深い記事を見つけました。
 ナメクジのテレポーテーションの出口と思われる場所に密閉容器を置いておけばどうでしょうか。果たして中に入っていればテレポーテーションの証拠となります。
 
みんなで作る昆虫ブログ 台所に突然ナメクジが!の続報
 http://insects.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=167
   ★ミ ★ミ ★ミ ★ミ ★ミ ★ミ ★ミ

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posted by SF Kid at 15:38| Comment(4) | TrackBack(2) | 超常現象 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いやー、こんなふうに扱っていただいて光栄の至りです。
ブログをやってみたくなりました。
ところで、UFOには興味ありませんか?
実はUFO関連のメルマガも発行しています。
大した文才も文筆力もありませんが、少数の人でも関心をもってもらえればと思って出しています。
Posted by ベガ at 2006年01月29日 21:36
小学館とか学研の学習百科的なシリーズの中のオカルト系の本の中に入っていたコラムにありました。書名も下手すれば思い出せそうなくらい鮮明な記憶なんですが、もどかしいです。
Posted by 八十年代の小学生 at 2006年03月13日 04:39
ベガ様
 このたびの『身近で聞いた都市伝説』の廃刊、誠に残念です。UFO関連のメルマガもベガ様が書くのなら面白そうです。それらしいのを見つけたのですが、果たしてそうか。もしブログを始めるのなら、お教え下さい。
Posted by SF Kid at 2006年03月14日 00:08
八十年代の小学生様、情報ありがとうございます。
 確かに、その類の本にありましたよね。
 あと、付け加えると、ケイブンシャの大百科37
『世界の謎大百科』や、学研ユアコースシリーズの中の1冊だとかです。
 私が子どもの頃は「四次元」というのが結構不思議のテーマとしてメジャーであって、そのくくりで紹介されていたエピソードだったと思います。
 現在、「四次元」はあまり話題になっていないようで、かつて心ときめかせた者にとっては残念です。
Posted by SF Kid at 2006年03月14日 00:15
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