HPを更新しました。
20世紀少年少女SFクラブ ピカピカのぎろちょん
http://sfclub.sakura.ne.jp/sano01.htm
トラウマSFとしてカルト的人気の名作です。
もう一度読みたいという声が多かったため、2005年に復刊されています。
今回読むに当たり、検索させて頂きました。
「とにかくすごい」「何だかこわい」「不思議」といった一言的感想が多いのですが、深く突っ込んだ分析はあまり見られませんでした。
圧倒的迫力の名作の前に言葉を失った、というところでしょうか。
しかしこれだけの問題作、持ち上げて神棚に祀っておくのはもったいない気がします。
今のような時代こそ、各方面からその意味するところ、佐野美津男さんが意図したこと、伝えたかったことを徹底的に分析・解釈する必要があるのではないでしょうか。
HPで解釈したことを簡単にまとめてみます。
●安否が分からなくなったハトは以前の平和な生活の象徴?
もっと言うと、憲法の象徴?
●上空に現れた緑色のヘリコプターは、実は迷彩柄だったのでは!?
●倒された9本目のイチョウの木は、憲法9条を意味するのでは?
●ぎろちょんとは?
実はよく分かりません。皆様はどう思われますか?
そして、2013年の日本で、実際に「ピロピロ」が進行中なのでは?
という仮説も提出させて頂きました。
色々な解釈が可能な本作品に対する、私の一つの解釈であります。
皆様はどう思われるでしょうか?
繰り返しますが、これだけの問題作、持ち上げて神棚に祀っておくのはもったいない気がします。
SFについて語り合う機会がないので、コメント頂けましたら嬉しく思います。
20世紀少年少女SFクラブ ピカピカのぎろちょん
http://sfclub.sakura.ne.jp/sano01.htm
今週の本棚・この3冊:記憶のなかの本=赤木かん子・選
http://mainichi.jp/feature/news/20121111ddm015070009000c.html
児童小説の感想文・書評 佐野美津男「ピカピカのぎろちょん」
http://irumagawa.blog79.fc2.com/blog-entry-59.html
隊長日誌 ピカピカのぎろちょんが復刊
http://geronimo.megaforce.org/?eid=373987
ああ発見 復刊「ピカピカのぎろちょん」
http://18308585.at.webry.info/200602/article_3.html
読後鑑賞 ピカピカのぎろちょん
http://sakurafuumi.blog46.fc2.com/blog-entry-2108.html
緋色悪鬼書屋 ピカピカのぎろちょん 佐野美津男(著) (ブッキング)
http://farfallone117.blog5.fc2.com/blog-entry-17.html
アルケミーレコード Last Word/Last Book ピカピカのぎろちょん
http://www.kt.rim.or.jp/~jojo_h/ar/p_culmn/last/last03.html
日々の破片 ぎろちょんが家にやって来た
http://www.artonx.org/diary/20051027.html
カフェ・ボヘミア ピカピカのぎろちょん
http://cafe.moto.co.jp/index.php3?mode=keyword&id=20300
おいしい本箱Diary ピカピカのぎろちょん 佐野美津男 ブッキング
http://oisiihonbako.at.webry.info/200512/article_8.html
小学生の時に読んだ児童文庫を探しています。
http://oshiete1.nifty.com/qa6041324.html
不気味な童話のタイトル、思い出せないんです!
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2013/0710/604590.htm?g=01
ブクログ http://booklog.jp/item/1/4835441974
読書メーター http://book.akahoshitakuya.com/b/4835441974
創作児童文学選(あかね書房)について
研究余録 〜全集目次総覧〜 『創作児童文学選』全18巻
http://kenkyuyoroku.blog84.fc2.com/blog-entry-1133.html
CiNii 創作児童文学選
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN03778260
まんだらけ 中野店 4F 記憶×大予言
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他にも寺村輝男作中村宏挿絵の「消えた二ページ」も忘れ難い本です。子供に読ませたくない本のページが自動で切り取られてしまう物語など「はだしのゲン」を学校の図書館から消そうとする今の日本と同じですね。
昔の強烈な児童文学については、佐野美津男さんはじめ、よく名前が上がる作品がありますね。
残念ながら私の通っていた小学校の図書室には、そういった作品はなかったと思うのです。
国土社の創作子どもSF全集も数冊入っていましたが、トラウマ系はありませんでした。
(「日本子ども遊撃隊」は入っていて、ショックを受けました。)
ただ、『屋根裏の遠い旅 』(那須正幹)は入っていて、その後、軍国主義のパラレルワールドに入ったらどうしよう、と折に触れて思い出すトラウマ作品となりました。
寺村輝男作中村宏挿絵「消えた二ページ」の推選、ありがとうございます。
この作品も読まなければならないと思いました。
でも一番読書家泣かせの現象は、「絶版」でしょう。
本を電子書籍化するのも費用がかかるそうで、電子化というのも難しいようです。
最後の強い味方は、図書館なのですが、処分されることもあるのですか。
映画館に行く感覚で、休日に他所の図書館遠征をすることも有りかと思うほどです。
後から読むのは結構困難なので、子ども時代に読めたというのは貴重な財産ですね。
70年代くらいの児童書やマンガを集めた図書館が欲しいところです。今、図書館の自動コーナーに行っても岩波の世界児童文学とかはあるけれど、昔の児童文学はほとんどありません。
誰か作ってくれないでしょうか?
私に豊富な資金があればやりたいのですが、まあ無理でしょう。
東京に国際子ども図書館、大阪に国際児童文学館があるようで、一度行ってみたいところです。
地方の図書館も、棚に出ていなくても書庫にはまだ残っている本があるようなので、読めるうちに読んでおくのが吉でしょう。