だれかさんの悪夢 (新潮文庫) - 私が星新一を知ったのは、小学校4〜5年生の頃、いとこのお姉さんに教えてもらったからだった。
お姉さんから『ようこそ地球さん』『ボンボンと悪夢』『ちぐはぐな部品』を借り、最初に自分で購入したのは新書サイズの『未来いそっぷ』で、次に購入したのが『だれかさんの悪夢』だった。
その『だれかさんの悪夢』が段ボールの中から出てきたので、読んでみました。
解説では、川又千秋さんが「僕の星新一」というエッセイを寄稿されております。実は、当時の私には本文のショートショートよりもこの解説の方が実感を持って感銘したのでした。
川又さんは中学1年生の時、足を骨折して入院し、病院の院長から星新一の本を貸してもらったのをきっかけに星さんのファンになったという。
その後、北海道のSFファンクラブで活躍し、東京の大学生となり、書店で偶然星さんと遭遇してサインをもらい、やがてSF作家となるまでの半生記が描かれています。
思えば、私も川又さんと同じような年代の頃、星さんを知ったのだった。
本屋のない田舎のことで読みたい本も読めないという、川又さんと同じような境遇で、共感しながらこの解説を何度も読み返したものです。
しかし私には、SFを語り合う友人もなく、中学から高校にかけての時期に学級崩壊の犠牲となって精神を破壊され、好きだった読書すらできない精神状態に追い込まれ、SFの道に入ることができず、その後躁鬱病が治らないままズルズルと沈み続け、とうとう人生を転落してしまったのだった。
思えばあの日以来、永遠に覚めない悪夢の中にいる。
私にとっては人生そのものが悪夢なのです。
川又千秋
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E5%8F%88%E5%8D%83%E7%A7%8B
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星新一「白い服の男」 2014年の日本を予見する作品
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