2008年05月11日

新説!?日本ミステリー 寺脇康文の大仮説

新説!?日本ミステリー 
(公式サイト)http://www.tv-tokyo.co.jp/shinsetsu/
第2回の内容は
<ゲスト> 寺脇康文
● 教科書が変わる!?卑弥呼の墓を四国に発見!
● 謎の遺跡の正体は宝島を示す暗号だった!?

 
 後半の部が笑えた。歴史ミステリーのパロディと思えば面白い。
 ここで紹介された謎の遺跡とは、香川県の銭形砂絵のこと。
     
銭形砂絵 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%AD%E5%BD%A2%E7%A0%82%E7%B5%B5
21世紀へ残したい香川 > 有明浜の銭形砂絵 (観音寺市)
  http://www.shikoku-np.co.jp/feature/nokoshitai/machi/6/index.htm
 
 砂で作った寛永通宝だそうだ。こんなのがあったのか。今まで生きてきて今回初めて知った。
 砂でできた作り物がなぜ壊れないのか、そちらの謎の解明の方が興味ある。
 それでこの砂絵、誰が何の目的で作ったか分からないという。
 そこで登場したのが吉村作治先生。
 地元の研究者が
「私が何年も研究して分からないのに来てすぐに解明できるわけがない」
と言っていたにもかかわらず、あっと驚く仮説を発表。
「埋蔵金の隠し場所を表している!」
 寛永通宝が向いている島に村上水軍の財宝が埋蔵されている、という仮説。
 村上水軍といえば藤原喜明(NHK大河ドラマ『毛利元就』)。
 しかし江戸時代の寛永通宝とは時代が離れすぎていないか?
 しかも、埋蔵金の場所を寛永通宝で知らせるなんて、あまりにもあからさますぎないか。それじゃ隠している意味がない。
 
 ともかく、寛永通宝が指し示す島を探険。人工的に作られた道はあったが、落石で道が阻まれ、調査は中断。
「我々は今後も調査を続行する。」
 こんなこと言って、本当に調査を続けるのだろうか。
 医療費の財源確保のために国が本格的に調査してはどうか。
 しかしもし埋蔵金が見つからなかったら、税金を無駄に使ってと批判されるだろうから、やはりできないだろうな。
 
 ゲストの寺脇康文が、
「権力者が権力を誇示するために作ったのでは?」
ということを言っていたが、その方が説得力ある。
 寺脇康文という人は知らなかったが、堺市出身の俳優らしい。
 早稲田大学教授の吉村先生の仮説よりも歴史ファンの俳優の説の方が説得力あるのだから面白い。
 しかしこれは吉村先生の意見ではなく、番組の演出のシナリオに沿って言わされたのだと思いたい。
 ある掲示板の書き込みで
「吉村先生も仕事を選ぶべき」
と書かれていたが、確かにそうだ。
 
 前半の、邪馬台国四国説(徳島説)は、なかなかスリリングで面白かった。
 検索してみると、確かに邪馬台国四国説について紹介されたサイトもちらほらとある。
 
 学会では、邪馬台国九州説の東大系、畿内説の京大系が主流2派となっているそうだ。
 だから専門の研究者が今更他の地域の説を主張しても、異端学説扱いされるであろう。
 しかし在野の人ならば学閥など関係なしに自由に主張できる。
 インターネットでどんどん発表してもらいたい。
 
 惜しむらくは、四国説について書かれた手軽な書物がないということである。昔は出ていたようだが、今ではアマゾンマーケットプレイスでプレミアがついている。

   ★邪馬壱国は阿波だった―魏志倭人伝と古事記との一致
   ★高天原は阿波だった

 邪馬台国四国説を解説した、手軽に読めて分かりやすい解説書が出てもいいのでは?
 
すえドンのフォト日記
 みのもんたの「日本ミステリー」♪「邪馬台国は四国にあった」!!
  http://sueyasumas.exblog.jp/7548807/
 

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posted by SF Kid at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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