2008年05月13日

タイムボカン VS アンドロ軍団!?

第19話 1000年後のロボット国だペッチャ
(2022年8月7日、加筆修正&画像挿入しました)
 
★丹平達は、木江田博士が作ったという「ダイナモンド探査装置」をメカブトンに積み込み、タイムトンネルを走ってダイナモンドがある時代を探っていた。
 一方、マージョ一味もこの作戦をキャッチし、メカブトンに音波発信装置をつけ、カメレオンメカでメカブトンの後を追っていた。


 
★「ダイナモンド探査装置」については後にマージョ一味も開発するが、今回のは木江田博士が作ったもの。
 しかし木江田博士は始めからダイナモンド探査を目的としていたのだろうか。タイムボカンの実験で行った時代に偶然ダイナモンドがあり、博士が置き去りにされた時代の目印だということで丹平達はダイナモンドを探しているのではなかったか?
 
vlcsnap-2022-08-07-12h15m02s498.png vlcsnap-2022-08-07-12h16m22s276.png vlcsnap-2022-08-07-12h18m31s849.png vlcsnap-2022-08-07-12h20m04s128.png
★メカブトンが着いた1000年後の未来の世界は、ロボットが人間達を支配していた。
 ロボットの代表者と話し合いに来た浩二少年(丸山裕子)がワルロボ軍司令官(寺島幹夫)率いるロボット部隊に逮捕され、居合わせた丹平達も逮捕される。

vlcsnap-2022-08-07-12h23m35s131.png vlcsnap-2022-08-07-12h22m46s614.png vlcsnap-2022-08-07-12h22m27s266.png
↑未来のロボット都市の風景。私は「タイムボカン」で描かれるレトロフューチャーな風景が大好きなんです。

 
★マージョ一味はワルロボ司令官に接近、ダイナモンドの破壊力を説明する。ワルロボはダイナモンドを手に入れてボスロボ大統領(神山卓三)を倒してロボット国を支配しようとし、マージョ一味と組むことにする。

vlcsnap-2022-08-07-12h27m24s932.png
↑夜景も素晴らしい。手塚治虫『メトロポリス』や『未来少年コナン』などにつながるザ・未来都市のイメージ。
 
vlcsnap-2022-08-07-12h25m21s749.png vlcsnap-2022-08-07-12h27m03s117.png vlcsnap-2022-08-07-12h31m11s736.png vlcsnap-2022-08-07-12h29m53s865.png
★人間との話し合いを望むヨカロボ博士(富山敬)と助手のミケロボ(山本嘉子)が浩二少年や丹平達を逃がす。
 
vlcsnap-2022-08-07-12h32m42s939.png vlcsnap-2022-08-07-12h32m54s034.png
★ワルロボの所に、浩二少年達が逃げたことが知らされる。
「ワルロボ全軍出動してあいつらを捕まえるのだ!」
「ヨイヨイサー」
「あれ?あのおれ達と同じ敬礼よ」
 
vlcsnap-2022-08-07-12h33m39s424.png vlcsnap-2022-08-07-12h33m48s562.png vlcsnap-2022-08-07-12h34m33s335.png
★警報が鳴り、ワルロボ軍が出動。
 BGMに「チュク・チュク・チャン」 が流れ、カメレオンメカも出動。ワルロボ軍が行進する上をカメレオンメカが飛んで行く。
 このシーン、音楽と映像が一体化して非常に格好いい。タイムボカンシリーズを通じて最高の名場面のうちの一つである。
 以後のシリーズではメカ戦のシーンから格好良さがなくなってしまったが、『タイムボカン』のメカ戦のシーンはどれも皆素晴らしい。

vlcsnap-2022-08-07-12h39m50s037.png vlcsnap-2022-08-07-12h39m25s179.png vlcsnap-2022-08-07-12h41m02s008.png
↑人類とロボットの和解が成立し、平和が訪れた。夜明けである。

 
★結局ダイナモンドはこの時代にもなく、ダイナモンド探知機は失敗作だということに。
 
★今回の舞台は、ロボットが人間を支配する1000年後の未来。SFアニメである『タイムボカン』には、未来の世界やアトランティス大陸などが似合う。本領発揮、というところである。
 
★ロボットが支配する未来の世界が舞台というと、同じタツノコプロ作品『新造人間キャシャーン』がある。
 私はこのアニメはあまり見たことないのであるが、『タイムボカン』の今回の話は、キャシャーンの世界観が生かされているのではないかと思われる。
 ワルロボ司令官はどことなくブライキング・ボスを思わせるし、ワルロボ軍団のロボットもアンドロ軍団のロボット兵士に似ている。
 警報が鳴ってワルロボ軍団が行進するシーンやワルロボ軍団が行進する構図も、キャシャーンで似たようなシーンがあったような気がする。
 なお、「キャシャーン」の制作は1973年、「タイムボカン」の制作は1975年。
 
 新造人間キャシャーン(ウィキペディア)
 
★個人的に、傑作揃いの『タイムボカン』でも今回は最高の部類に入ると思う。
 タイムボカン大図鑑 でも、究極の定番パターンということで今回を例にして説明されていましたね。 



タイムボカンについて
  https://togetter.com/li/1151122?page=2
  
  [wikipedia:タイムボカン]
  [wikipedia:タイムボカンシリーズ]
  [wikipedia:タイムボカン24]

  [ピクシブ百科事典:タイムボカン とは]

タイムボカン - ニコ百  https://dic.nicovideo.jp/id/4904576
3悪ドットコム https://3aku.com/index.htm
タイムボカン大全集 http://www.interq.or.jp/ito/reichan/daizen/taimu/meka1.html
 


にほんブログ村 小説ブログ ミステリー・推理小説へ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 超常現象へ 
 ↑日本にブログ文化を!ブログランキング にほんブログ村
 に参加しています。クリックよろしくお願いします。 
   ★ミ ★ミ ★ミ ★ミ ★ミ ★ミ ★ミ

 ☆SFを考え、過去を考え、未来を考える
   20世紀少年少女SFクラブ
   SF KidなWeblog
   少年少女・ネタバレsalono(ネタバレ注意!)
 ☆健康生活のために!
   快眠・早起き朝活・健康生活ブログ
 ☆相互紹介
   OLDIES 三丁目のブログ
   市井學人のツイッター保管庫
   万年週末占い研究青年の覚え書き
posted by SF Kid at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムボカン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック