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三毛猫ホームズの無人島 軍艦島を舞台にしたミステリーということで、読んでみました。
赤川次郎というと、私が中学か高校生の頃、大ブームでした。
実は当時から“流行りもの”に反発・軽蔑するような人間だったので、当然、赤川次郎も反発の対象。
そのため、「三毛猫ホームズシリーズ」は小説・ドラマ・マンガ版含めて、これが記念すべき第一作目。
実は赤川作品を読んだこと自体、アラフォーになった現在、これで2作目です。
(1作目は『二人だけの協奏曲』
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784061840775 ↑検索してもあまり出てこない)
【登場人物】池永悟
……軍艦島炭鉱の労働組合委員長だった。
閉山後は定職に就けず、妻子を困らせている。
池永祈子(あきこ)
……16歳の中学生。
生活費のため、進学せずコンビニでアルバイトしている。
池永依子
……悟の夫、祈子の母。半年前、癌で急死した。
江川哲也
……軍艦島組合副委員長だった。閉山の日、死体で発見された。
江川真子(まさこ)
……哲也の妻。岡山の実家・水口家の遺産を相続した。
夫の死因を究明するため、軍艦島に関係者を集めてパーティーを行う。
佐田……軍艦島の炭鉱員だった。
桜井
……組合分裂工作に応じ、組合員に脱退をそそのかしていた。
パーティー中、佐田と喧嘩を始め、その後首吊り自殺を図る。
斉藤良一
……元・所長。炭鉱の、会社側責任者だった。閉山後は窓際を転々とした。
倉田……水口家の関連企業の社員。パーティーを手伝っている。
片山義太郎・片山晴美・石津刑事・三毛猫ホームズ
……レギュラーメンバー。なぜか?東京から参加している。
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posted by SF Kid at 20:14|
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